今日は仕事の合間に友達とレコードショップへ行きました。 その友達はCDを見つけ、で、店員さんに聞きました。 「視聴できる?」と。 英語で、ですけど。 すかさず僕がきょとんとしてる店員さんに日本語で「ためしに聞きたいそうですけど大丈夫?」と聞きました。 答えは案の定「ダメ」 友達はアメリカから来ているので、すごく驚いていました。 アメリカでは当然試し聞きしてから買える、らしく。 まあ、ごもっともな話。いい曲なのかどうかわからずに安くないCD買えないっすよね。 「なんで日本はできないの?そんなの変」だそうで。 日本は新作の一部は視聴ができるようになっていますけどね。 洋服を試着して買うように、それらも視聴して買いたいものですな。どんなCDであろうと。 そういえば僕、高校生のとき自分で英語を勉強したのですが(商業高校だったため、普通学科の高校生のような英語の授業なんざなかったのであります)よくCDは聞いてましたな。 っていうか、発音もなにも映画や音楽から吸い取ったのは間違いないのであります。 といえど、はっきりいって「きちがい」くらいに見まくって聞きまくって覚えた、というのが正解ですぞ。 ちょっとやそっと聞いただけで吸い取れるとは思っておりませぬ。 中学や高校生当時僕はマドンナの専属シェフになろうと勝手に決めていたので(や、これマジっすよ) 英語は好きでしたな。 でも一番苦労した発音が。 なんだと思います? 「you」 です。 あと 「this」 正確にはyou の「ユ」とthisの「ズィ」 意外でしょ?中学生で最初に習うであろうthis is a pen. you are my friend. が実は「史上最高に難しい発音」なのであります。 よく日本の英語指導では「R」と「L」の発音区別がなかなかできないのがアジア人、とか言われますが。 や、それ以上におそらくほとんどのアジアンが間違って発音する音が you と this (that なんかもそう)であると僕は感じております。 ちょっとおもしろいでしょ? 僕がアジアンと英語で会話するとき相手がどこまでのネイティブスピーカーなのか、どの程度の英語レベルなのかというのを瞬時に判断するために(それによって会話の内容や深さを当然失礼のないように変えないといけないためであります)相手の言葉のどこに耳を集中するか、というと実はこの2つの音なのです。 youやthisの音が完璧なら、ネイティブだと判断します。 でなければセカンドラングエッジだと判断。 そうゆうわけであります。 僕は普段日本語と英語を使う生活ですが、初対面の外国人はたいてい僕にどうして海外で生活していないのにその英語の発音なんだ?と聞きます。 ネイティブと変わらない音を出せるのが不思議らしく、海外生活がないなんて信じられないと。 これは全然自慢話ではないのです。 死ぬほど、練習したから。 死ぬかと思ったから、ほんと英語昔々高校生当時勉強したとき。 えへっ。 今日のブログで伝えたかったのはですな。 何かに出会って、試して、それがよかったら、気に入ったなら あとは 死ぬほどやらなきゃ、何も実際には手に入っていない、ということであります。 逆に言うと死ぬほどやれば、手に入るということでもあります。 友達がレコード店でその第一歩からくじかれましたが。 あのレコードを視聴できて、気にいって買ったら、彼の人生に何かがプラスされたことでしょうに。 洋服だって、被り物は試着ご遠慮ください、なんていう店もあります。試着しないで、数万円数十万円する洋服を誰が買えと?みたいな。 もっともっと、いろんなことが試せる日本であってほしいものです。 逆に言うと、僕はいろんなことを試していこうと腹くくってます。 自分が、自分の身体で、実際にいろんなことを試してみたい。 挑戦して、自分で確かめてみたいので。 いつも、いつでも、いつまでも。 安全パイをいつも選ばない僕。 挑戦することを、生きがいとしてるから。 正直周りからは「子供っぽい」とも言われます。 で、それが何か?みたいな。 なまいきっ。 てへっ。 すんまそん。 またねぃ。
by foodlovers
| 2008-07-09 23:29
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Profile
金本J.ノリツグ
1973年三重県生まれ。20歳で料理人を目指し上京。和、フレンチ、イタリアンと幅広く学び、料理研究家として活動を展開。簡単でおいしく、薬膳知識をも生かしたヘルシーなレシピが人気を集め、各局テレビ、雑誌に幅広く登場する。食品企業のレシピ開発や商品開発、公演なども手がける。作家としての処女小説に『FOOD LOVERS』、そこから飛び出した実写版レシピ本として『LOVE in COOK』(いずれもアートン)がある。『LOVE in COOK』では、小説の主人公を著者自らが演じ、作品の世界をビジュアル化した。コンセプト、料理、スタイリングはもちろん、文章、写真表現にいたるまでをセルフ・プロデュースした意欲作となり、今後さらなる幅広い活動が期待されている。 カテゴリ
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