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thaks a lot!
31日です。


今年もみなさんには、本当にお世話になりました。
たくさんの温かい応援をいただき、心の底から感謝しております。


今年僕の処女小説「フードラバーズ」が発売なり
同時に
新しいコンセプトの料理本「ラブインクック」が発売なり
台湾やマカオ、中国で僕のはじめての海外料理本が発売になったり。


僕にとって、特にいろいろ大きな変化をみせた一年でありました。


なんやかんやと約10年今の仕事を続けさせていただいた中で、
僕は僕なりの次の10年の仕事の方向性や自分の生き方、やり方を追及したここ1年でありました。


僕が望むのは、表現をひたすらに続けてゆく事。


有名になろうとか、お金持ちになろうとか僕が口にした事はありません。
そのことにぶっちゃけ興味がないのです。


だって、有名であるとかお金持ちであることは、かなり生意気なようですが、僕にとっては本来それが「普通」であって欲しい事。特別それを追いかけるような人間ではありません。
そんなことに向かわせるエネルギーもないですから。
(もちろん僕は別に今スペシャルに有名でもお金持ちでもありませんけれどね。てへっ)

うーん、やっぱり僕鼻っ柱強い表現ですね。生意気だったらごめんなさい。ただ僕、謙虚なふりをしている人間に絶対なりたくないので。うそくさくて、嫌です。

本当に謙虚な人は大好きだし、尊敬します。でも僕は謙虚ではないかな・・。自分の作品が一番ですからって、堂々言っちゃう男ですから・・。てへへ。

もうこれは僕が表現者として、そのかわり自分が全責任をおって生きるゆえ、お許しください!


ただし、僕が一人の「表現者」としての生き方と「ビジネスマン」としての責任を、来年は今の自分のあるべき形を進化させて、うまく
バランスを考えて世に打って出ていくつもりです。
有名になるべき作品が、お金も労力も注ぐべき仕事が目の前にあるからです。

別にビジネス感覚にたけた人間になろうというわけでもなく、単にそのビジネスも正面から受け止める、というだけの話です。



だって、このやり方が結局一番、僕の作品や表現を応援して下さっているみなさんに一番よい形で、様々な形の僕の新作をお届けできると判断しているからです。

僕にとって一番大切なのは


今この僕のブログを毎日読んでくれている、みなさん。


日々チェックしてくれてる、あなたです。




今年最後だから、ときれいにまとめようなんて思ってません。

ただし、この気持ちだけは伝えておきたかった。


ありがとうを、ちゃんと伝えておきたくて。



来年僕が何を仕掛けようと、何をやろうと、どうか僕を信じてください。





HOTな物をHOTな形でCoolにお届けできるように。


仕事は楽しく(僕には厳しく)



「おいしい!」とか「おもしろい!」


その声だけを、より真摯な姿勢で僕は追及できると自信がつきましたから。

10年、かかってしまったけれど(どんだけスローなんですか状態ですが)

てへっ。




No one knows you better than you know yourself.

Do the things that you want.




これが僕の生き方です。


それを支えてくれている、たくさんの方々に、心より感謝を。




ありがとうございます。





ではまた来年!
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by foodlovers | 2007-12-31 10:06
おせち
黒豆、数の子命です。


っていうか、食べるというよりこの2つは作るの命。


日本の理想家庭のように僕が
おせちを全部作ることはありません。基本僕のお正月は「韓国」ですからね。
ただ、なますや数の子、黒豆などは作ります。
自分のためではなく、人のためです。



今日から黒豆、数の子たちの仕込みがはじまりました。

今年は新豆が異常に高く、びっくりです。
毎年お正月になると物価が急上昇ですが、今年は特に高かったです黒豆。

が、特に高価になろうとも、新豆でないと許せない僕。
新豆だと、間違いなく柔らかくおいしく上手に煮あがるので、同じ手間をかけるわけですし、結局はお得。


などとシェフではなく主婦になる年末であります。



あと少しで今年も終わり。



去年の今の自分と比べて、1センチでも人間として成長していればいいな、と思ったのですが。

冷静に判断して、僕は1ミリ未満の成長です。

がっかり、みたいな。



でも例え1ミリでも成長している事が大切だったりもするわけで。



挑戦、あるのみでございます。



日本のお正月の風習はとてもとても素敵です。
韓国は基本旧正月なので元旦の感覚は日本とは違います。
僕は日本で育ったので、その両方を楽しめるわけで。



今年一年に感謝しながら、来年に向けて、闘志を燃やしつつ
おせち料理の下ごしらえを丁寧にこなす今日であります。



ではまた!
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by foodlovers | 2007-12-30 12:37
野獣ジェイクの観察日記17

以前家に帰ったらジェイクが背中をむけてベッドで休んでいた事がある。

ん?昼寝にしては遅い時間。寝るにははや過ぎる。具合でも悪いのかな?と思った僕。

僕が帰るとたいていいつも機関銃のようにいろいろしゃべってくるジェイク。
今日は無反応。

死んでないよね。ほっとこう(鬼)


僕はキッチンへ。

ダイニングテーブルの上を見て、だいたい見当がついた。
ははーん・・・。

まっちゃの缶が開いて、ティースプーンが置いてある。
その横に、ゆず胡椒の瓶がひらいてあり、その横にチューブ入りのコチジャンが。



答えはこうである。


ジェイクはまっちゃ味のお菓子が好き

=僕がお菓子の試作用に買ったまっちゃの缶を発見(たぶん匂いでわかった)

=いつもの甘いお菓子をイメージしながらまっちゃを大喜びでティースプーンでがっつりほおばった(まっちゃはそのもの自体はおっそろしく苦いのはみなさん、ご存知の通り)

=カテキンの洗礼を受け、激涙。慌てて甘いものを探し、冷蔵庫からとりあえずゆず胡椒をみつけてたぶん、おもいきりほうばったか、なめたはず

=おっそろしく塩えぐいその味わいに(そのままだとね)ダブルパンチ。

=慌てて今度はコチジャンのかわいいチューブを見つけて急いで口へ(たぶん、直接すすった)


=あまりの辛さにトリプルパンチ。



=撃沈。寝込んだ



であろう。

ピーナッツバターもジャムもアイスクリームも切れていた為、それらに手を出したようで。
もちろんアメリカにはない調味料ばかりで味の想像はつかなかったのかと。


はっきりいって、


馬鹿である。



やれやれ。

はちみつを持って、
寝室に戻り、野獣をつつく。

ふりむくジェイク。みけんにしわ、みたいな。

「ジェイク、口あけて。舌だしてみ」
ははーん。舌がすごい色である。

やっぱりね。

ドアホである。


はちみつがまるで塗り薬である。ぬりぬり。


はちみつといえば!

みなさん、これからいちごの季節ではないですか!

もちもちしたべーグル横半分に切って(シナモンべーグルかプレーンね)そこにカットしたいちごをクレイジーにのっけて、はちみつかけてたっぷりのブラックコーヒーと共に食べてくださひ。
そうです、ラブインクックでもご紹介しているツグミのクレイジートーストの2007年冬バージョンであります。苺の消費量、間違いなく日本一、の僕ですから。
この時期命かけてます。


僕の今朝は、これでした(もちろん1パック一人で使用します)
もう、幸せすぎてとろけます。

さあさ、いちご買うために働くシーズン到来ですな。
(えっ?結局オチがここかい。てへっ)




ではまた!





to be continued.
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by foodlovers | 2007-12-28 22:14
野獣ジェイクの観察日記16

「ジェイクya!」
「フォー!」

「ジェイクyes!」

「フォゥ!」

「ジェイクYes!」

「フォー!」

「ジェイク・・」バチッ(叩かれました)


最近僕とジェイクは真夜中になると妙なテンションを発散させるためこの掛け声がこだまします。



夜中って、妙にテンションあがったりするものだと(勝手に)思っているのですが、あるとき原稿を書いていて、なあんか胸がざわざわするなあ、と。気分転換にむこうで雑誌見ているジェイクに向かって僕がこぶし突き上げて「ジェイクya!」と叫んでみたところ野獣が「フォゥ!」という叫び声で答えたのがきっかけではじまりました、この掛け声。



何度も連続するとさすがに叩かれます(近くにいればね。遠くにいれば4回目くらいに無視されます)それでも最初の何度かは必ず返すジェイク。

僕はこのフォー!という外国人の掛け声が、この響きが大好きなのであります。



自然だから。魂の声に聞こえるから。心に届くから!


日本ではあまり声を上げることは自然にされていることではありません。
どっちかっていうと、まだおとなしめ。
感情を思いっきり声にするということは、集団の中だと浮く場合もあるとされています。


僕はそろそろ外人登録の切り替えやなんやらで窓口にまた行かなきゃ、ですが外国人ばかり集まる役所の窓口ではいろんな手続きや切り替えの(めんどくさいですよ、外国籍だと。ほんといつも大変ですから、パスポートひとつ)際、窓口でなにやら感情むき出しにしてる外国人をよく見かけてきました。


昔は「大人げないかも」と思っていましたが、最近は違うとわかりました。
感情を素直に表現することこと、複雑化した現代社会では必要なことであります。



ジェイクはうれしいたのしい、不快だ、腹立つ、など自分の感情は即、口にします。

かんたんなことなのに、実際なかなか。

僕は昔からすぐ顔や言葉、行動に出すほうです。遠慮なしに、いやなものはいや、というタイプ。
だからよくまわりからは「短気勝ち気生意気」と言われました。
高校のときは修学旅行で「規則」ジャージ着用がいやで、それを学校に猛烈に抗議して僕は修学旅行に行かなかった経験もあり。

でもとはいえ、さすがに大人ですから常識の範囲内でした、仕事をはじめてからは。


でもでも。

ふっふっふ。



「いいやもう」って感じです。
フォー!とかya!とやってると、もう僕、自分の感情むき出しで勝負していいような気分。


大人ぶるのやめますわ、ってかんじです。



先日のクリスマスシーズンに駅前でどちらかのグループが音楽に合わせてクリスマスを祝うダンスを披露していました。手でハートの形を作り、胸から前に右左斜めへと突き出しているようなぴよぴよダンス。(ん?そんなダンスあったっけ?ないない。もちろん僕の命名です。でもこの言葉にするとジャストです)


それを立ち止まってみていたジェイクは目の前でそれをコピーしていました・・・。


しかも軽く掛け声つけて・・・。

(ぴよぴよ)フォゥ!(ぴよぴよ)フウ!みたいな。

思わず「ふふっ」と笑わずにいられませんでしたが、感じたことを素直に表現できるある意味その「若さ」というところに僕はちょっとぐっときました。


輝きがありますよね。





さあさ、来年ですよ。もうすぐ。

ふっふっふ。


僕自身の
野獣化現象、はじまりまっす。


理想を言えば「美しき、でもなにげに野獣」がベストです。

えへっ。商売上手。





to be continued.
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by foodlovers | 2007-12-27 10:39
ボンナターレ!
ボンナターレ!

クリスマスにブログ見てくれる人はいないだろ、と思っていて来訪者数を見てびっくり。
ちゃんと普通にカウント上がってるし。
あれれ、みなさんありがとう!
きっと忙しいさなか、忘れず立ち寄ってくれたのですね。ちょっと感動。
ひえーっ。
で、これはこれは更新しなきゃ、と、ただいませっせと打っております。




もしやジェイクネタを楽しみにしてくれた方、ただいま野獣は横浜でクリスマスをやっているところでしょう。教会に行って、ファミリーと食事、とかそんな感じなのですかね(想像)
料理上手のステップマザーが腕を振るうらしく、僕もエカも呼ばれていましたが・・・。


僕は今日、普通に仕事してました。
エカは仕事あと横浜に向かっているはず。

エカパパは僕の心配(家族イベントに不参加)と裏腹に、大丈夫そうで。
ボーイフレンドである以上、全然ゆるいのです。これがだんな、とかとなるとそれはそれは
血を見ることでしょう。


世の中のだんな様、お察しします。
年末年始、きっと嫁の実家に帰省、ということでしょう。


とはいいつつ、僕の家は姉貴たちのだんな、つまり僕の義理の兄たちとめちゃくちゃ仲がいいのです。どの兄も僕は大好きです。そして両親とも兄たちは仲良しです。仲良しというより、もはや普通にみんな「家族」であります。
だから気を使うこともそんななく、で大変そうではありません。


が、自分がもし、その立場になって相手の実家に行く、なんてなると話は別。


今の僕には想像もできません。


そう思うと、
なんとなく、ジェイクの今の気持ちというか、立場がわかる気がします。



歳の同じくらいの義兄弟が横浜にはいるらしいのですが。
つまり父親の新しい家庭の子供たち、です。


ジェイクの話によると「いい人たちだよ」といいますが。
僕にはどこか(どうでも)いい人、とジェイクが言っているように聞こえます。

歳が近いと、離れているよりきっとやりにくいだろうな、とも思います。

僕にその兄弟を合わせてみる?と聞いたら。
「NO!」

義兄弟やお料理好きのステップマザーは僕を本で見ているので「クール!」と言ってくれているし、顔も知ってるとは聞いてます。

不公平。僕も知りたい。


でも、だったら今日「横浜行け」って話ですね。失礼しました。
そのとおりでございます。



僕は今から、一人でクリスマスです。



これが寂しいと思ったことはありません。
僕は一人に慣れっこです。


今日帰り際、あらゆるところでうれしそうに(顔にでてました、はっきり)女性を待っているであろう男性の姿を駅とかそこかしこで見かけました。


ふふっと思わずこっちも笑顔になります。
ほんと幸せそうです、みなさん。


僕も次生まれ変わったら、普通にクリスマス誰かと過ごせるような人間になりたい・・・とは、ごめん、やっぱり思えないです。仕事してるほうがいいかも(鬼)

さ、仕事の残り、これからアトリエでやっちゃいます。


ではまた。





   ・ J ・
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by foodlovers | 2007-12-25 19:26
野獣ジェイクの観察日記15

昨日ジェイクがクリスマスプレゼントを買うというので街に出た。

もともとアメリカではクリスマスは恋人たちのイベントではなく、家族で過ごすことが前提であり。
ジェイクはファミリーに向けてのプレゼントを買っていた。
クリスマスは横浜の家族に僕も呼ばれたが、仕事のため断った。
が、命がけの断りである。エカのパパ、こわし。
薄情な男だと思われていそうだ。その通り、えへっ。



街はみなさんも感じたであろう、ものすんごい人。

カップル密度高し。

お店なんざ、入ること自体ためらうほどだ。
連休とやらが重なったため、この状態だろうか。

すごすぎる。



女同士、男同士ももちろんたくさんいた。
が、どう考えても女の子みたいな僕と、野獣ジェイクコンビである。
目立たないわけがない。
しかもどうみても絵的に「カップル」である。

興味津々のカップルたちの、僕たち二人にに向けられる食い入るような視線が痛い。

ああ神様、どうかこの隣の野獣が僕の「恋人」なんぞに間違えられませんように・・。

もちろん僕にその趣味もなく、その手の関係でもない。
もしそんなことがあったとしても(ないよ)ジェイクを僕は選ばない(言いすぎ?)

が、どうみても「彼」だろう。でこぼこコンビすぎて、友達ではないだろう状態なのだから。


まあいい。
そういえば学生時代、僕と友達が二人で京都の河原町で遊んでて、それを見たその友達の彼女の友達が(ややこしい)彼女に「河原町で彼が浮気していた」と告げ口して、えらいことになったことがある。僕が女の子と勘違いしたらしいのだ。


えらい迷惑だ。でも似た話が何度もあるわけで。めんどくせ、が本音である。

話を戻そう。


ジェイクは僕にもクリスマスプレゼント何がいいかと聞いてきた。
「?ジェイクくれるの?僕に?」
「あたりまえだよ。何がいい?」
あたりまえなんだ。そうかそうか。


でも困った。
僕はプレゼント何がいい?なんて聞かれることはまずない。
急いで考えた。

僕は何が欲しいんだろう?

時間。
それはお金で買えません。

愛。
それも無理。

過去に失った人。

・・・・。無理。


はー・・・。結局僕の欲しいものは、何一つ得ていないわけで。
がっかり、みたいな。



「何がいいの?なんでもいいよ」
うーん。ほんとになんでも買ってくれそうな勢いだ。

あ、そうだ!
「ジェイク、僕ボタンが欲しい!」
「WHAT?」
「ボタン。ボ・タ・ン!このコートのボタン替えたい!」

そうなのだ。先日コートを銀座で盗まれて(カフェの椅子にひっかけておいて。実は3回経験あり)新しいコートを下ろしたのだが、ボタンが嫌、と気がついていた。黒コートにシルバーのボタンは悪目立ち。
小さいボタンがなんと12個。でかいのが6個シルバーでついているのだ。かなりうるさい。

「ボタン!」

手芸売り場へ。
ボタンを見つけて(結構いろんな種類あり)必死で選んだ。

すごくいいボタン発見!これはいい。ほんといい。絶対いい。
これ欲しい。
「ジェイク、これがいい」
大きいほうでも1個158円。

ということで。18個お買い上げ。



へへへ、かなりうれしいんですけど。


っていうか、めちゃくちゃうれしい。
今年一番のプレゼントだな。
ジェイクありがと。



夜はイカ焼きめぐって壮絶なバトルを繰り広げた僕たち。

「足食え!ジェイク!」「身だろ、身!」「そこで切ったらバラバラじゃん!」「あーもう、うるさい!」


クリスマスシーズンとはいえ、こんなもんです、男二人じゃ。
みなさんはどうぞロマンティックなクリスマスを、どぞ!



ケーキだけは、昨日食べたけど(はや)





ではまた!


to be continued.
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by foodlovers | 2007-12-24 20:09
お先に!
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by foodlovers | 2007-12-23 19:12
クリスマス

クリスマスは、子供のころ僕にとってのお正月にもまさる最大イベントだった。


なぜなら、僕の母親が「すんごいがんばって」数々の料理を作ってくれたからだ。
このすんごいがんばった、というのは、商売をしながら、年末の恐ろしく忙しい中で、お客さんの対応にてんてこまいになりながらも、5人の子供のため、さまざまな料理を作ってくれた。だからこのすんごい、という表現を選ぶ。


もともと韓国は普段から、相当、というかかなりの品目の料理がテーブルに並ぶ。
食べることをことさら大切にする民族だからである。
遊びに来た日本の友達は必ずどの子も、ごはんを食べていけ、と言われてテーブルに座ると「今日は何かのお祝い日?」ということを聞いてきた。
もちろんお祝いではなく、普段の食事である。

うちはけして裕福ではなかったが、食べ物だけはしっかり食べさせてくれた。
お金は子供に残せないから、せめて身体は作ってあげたい、が両親が常に言っていたことだ。

その普段に増して、クリスマスはからあげ、焼肉、数種類のおにぎり、数種類のサンドイッチ、チキン照り焼き、お刺身盛り合わせ、韓国の惣菜盛りだくさん、などなどテーブルを広げのらないほど作ってくれた。8人も家族がいれば、相当な量とご想像いただけるであろう。


そこに大きなクリスマスケーキが加わるのであるから、子供が喜ばないはずもない。


おなかいっぱいで動けないほど(ほんとに)食べた記憶がはっきりと残っている。





クリスマスの手伝いでひとつ上の姉がにぎるおにぎりが特に上手に思えた。その姉が手伝うサンドイッチも、仕上がりがとてもきれい。その姉も今はかわいい子供が2人いる。
クリスマスはやっぱり、はりきっていろいろ作っているそうだ。



姉は自分の母親がしてくれたことをそのまま自分の子供にしてる。


僕は、食育っていうのは、こうゆうものだと思う。

誰かから無理くり習うものでもなく、きわめて本来、普通というか、当たり前だったはず。


社会や家族構成が変化する現代、むかしのようなままで食生活、というのは無理な話、という場合もあるけれど。



でも、別に昔のようなままである必要はそもそもないのだ。子供が育ったときに、楽しかった食事の記憶が残るのであれば。僕はそう思う。

僕は、昔の食生活をリスペクトしているので、実は「昔に帰ろう」的考えは個人的には大好き。
が、この仕事をしていて、現実問題「おいしくて簡単で栄養があればいい」のである。
理想を言えば確かに
手間ひまかけて、一から丁寧に。この響きは素敵だが(個人的に本当に大好き。文字にするだけで心は躍る)実際何人の読者がついてこれるか、となるとまだ疑問。もちろん、いるにはいるから、本当はもっともっといろんなパターンを踏めればいいのだけれど。



いずれにしても、今必要とされているレシピはうんと簡単でいいはず。
「食育」と漢字で固くとらえなくてもいいかもしれない。
来年は、もっともっと間口を広げられたらいいと思ってる。
食の入り口を、もっと広く。

いろんな提案の仕方があるはずだから。




ラブインクックを出した後、業界関係者からいろんな意見をいただいた。
驚いた人も、もちろんたくさんいたし。いろんな意味で。



ただ僕がはっきり言えるのは。


誰もやらないことを、僕はやる。

身体張って僕はやる。


クリスマスの食卓が、僕は本当に大好きだったから。


いろんなものが、いろんな形で広がる世界。
おいしくて、楽しくて、うれしくて。幸せのエネルギーで満ち溢れてた。




年中クリスマスの食卓のエネルギーであふれているような人間になれれば、そんな仕事が来年できればいいと思う。


いいと思う、でなく、僕はやる。




食に関する思い出作りの、そのひとかけらでもお手伝いできれば。

僕には、今、自分の母親のクリスマスの食卓にかけた想いが、手に取るようにわかるから。


ちゃんと形にしてゆきます。





どうぞよきクリスマスを・・・。




ではまた。
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by foodlovers | 2007-12-23 10:29
野獣ジェイクの観察日記14

梅干とひじき。

野獣の天敵は今のところこの2つである。
梅干はもはや理解不能ゾーン突入らしく、見向きもしない。
おにぎりにしようがソースにしようがダメである。
口にすると「この世の終わり」くらいのすんごい顔をするのだから。
こわいこわい。

ひじきはそもそも見た目が?らしい。
味付けうんぬんより、感覚的に食べ物としてどうしても受け付けていないようである。

白いごはんは好きなのだが、僕の好きなひじきごはんにしたときは、かなりせつない目で僕に何かを訴えていた。

きっと僕が梅ひじきごはん、なんぞ作ったあかつきには、噛み付かれるか、もしくは生死をかけた壮絶バトル覚悟である。

あ、それからアメリカ人の主食がパンだと思っている方が意外に多いのであるが、実際はパンではなく、じゃがいも。


や、僕からすればアメリカ人の主食は肉、である。
冗談ではなく。


主食とは主に食べるものと書く。

ごはんに梅干やひじきはぴったり。
梅干やひじきを食べなくても生きてゆけるジェイク、ある意味、理にかなっている。
食べなくていいものなのだ、彼の体の消化器官において。



体格と、食事は密接な関係である。
僕はひじきや梅干大好きであるが、確かにそれじゃあジェイクみたいにマッチョにはならない。


と、いいたいところだが、僕はふふん、そのへんの男より食べるほうだった。
っていうか、かなり。




それはそうと野獣の話に戻ると、もうひとつだめな食べ物が。


もずく酢、である。

スーパーで売っているもずく酢に異常に興味を示し「買って買って」というため3個入り全部野獣が食えよ、と買ってやり。

家に帰って早速ジェイクは興味深深というかんじで勢いよくすすったのだが。


そのまま戻しました、みたいな。


見てる僕がびっくり。

「!&!~’%$#!」
言葉にならないようで。
僕はすかさず
「ジェイク、残さず食えよ」と突っ込んでやり(鬼)

反省した顔でじー、っと僕を見て
泣きそうな顔するので
「いいよ、あと僕食べる」
と言ってやると、残り2つとすすってから戻した1つをまとめてうれしそうに差し出すジェイク。

あ、そのもどしたやつは無理ですから。




アルカリ性食品が、どうもダメということか。


身体にいいのに。




ん、アメリカが成人病に悩み肥満大国なのも、やっぱり食生活。
間違いないっすね。


ではまた!

to be continued.
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by foodlovers | 2007-12-22 20:35
ジェイク

昨日は何度も削除、更新を繰り返してすいません。
どうもしっくりとこなくて、何度か文章表現を書き直しておりました。
だから昨日読んでくれた人も今日、昨日のブログ見たら少し変わっているかもしれません。

それから僕は日によってあきらかに口調というか、文体を変えています。
それは、やっぱり物を書く人間の性、とご理解ください。

特に野獣ジェイクの観察日記は、あきらかに楽しんでもらおうと思い、かなり今書いている小説の文章に似ています。
僕がブログの文体がそのとき書いてる小説にかなりひっぱられるほうだ、というのは過去にもお話した通りです。

ブログを読んでくれているみなさんに、予告編、じゃないのですが次はこんな感じでせめてくるのかなっていうのを、一緒に予感しながら、楽しんでいて欲しいので。ブログ見てる人だからの特典、みたいな感じでしょうか。ブログと言っても、ジェイクネタは真剣に書いてます。とにかく、楽しませたい、と。


ただ、この今書いている作品の方は3作目になるはずなので、フラバに続いてどっちが先に産声かはまだまだわかりません。だから次回作というより、今書いてる小説にひっぱられた感じの文章が、野獣ジェイクの観察日記です。


結構野獣ジェイクの観察日記を読んで感想をくれる知り合いも多くて、うれしい限りです。
みなさんも楽しんでてくれたらほんと、うれしいです。
引き続き、がんばります。


さて、今日はまた歯医者さんに行ってきました。

そしたら、歯医者の先生であるRさんがKさん(イニシャルトークしてどうする・・)を呼んでくれていて、治療中にKさんがやってきました。

Kさんっていうのは、前にも話した、歯医者さんを紹介してくれた人であり、歯医者さんの親友。

治療中は僕、間抜けな顔しているので「今見ちゃダメですー」と挨拶もそこそこに到着したKさんに突っ込んだ僕。Kさん「はいはい」って感じでしたけど、ちょっと僕失礼だったかも。反省。


二人とも、僕より5つほど年上です。韓国は、自分より目上、という人間にとても敬意を示す習慣というか、性質というか、慣わしがあります。僕もそう。
やっぱり年上、は絶対的な存在です。日本では最近、目上、とかそういう感覚は薄れてきているなんて言いますが、ありますよね??まだまだ。その10倍くらいの感覚と考えてください。

なのにそれだけ失礼なこと言えるのはある意味、それだけの仲だということでお許しあれ!です。



僕は二人が大好きです。


そんな僕は気がつきました。

ジェイク、です。


前にエカがジェイクが僕を好きだと言いました。
兄のように思っていると。


そうすると、なるほど・・・。
自分より年上の人を好きだと言っている僕は、ジェイクの気持ちも今ならわかります。


そこで僕は、今週は僕からジェイク誘ってみました。
だって、僕もいつもKさんたち2人には誘ってもらうから。


僕年上だし、と思って。
ジェイク年下。


金曜日ですし。
エカからはまだ連絡なしですし。



そ、し、た、ら。


いました。家の前に。
ストーカーか、みたいな。

「ジェイク、今どこ?」
って聞いたら
「家の前」って。横浜の家かと思って、
「ジェイク今日家来れば?」
って言ったのに。
「今もういるじゃん。どこ、ノリックこそ今?」って。
!?、でした、ほんと。


でも野獣の行動はある意味見習いたいですね。


当たり前の人が当たり前にいるつながりって、すごくいいと思います。

12月は、業界全体がこの時期、嵐が抜けたようになるのです。12月は業界全体のさまざまな
締め切りも早くなり、もう20日すぎると、ここから年内撮影はテレビくらいです。


駆け抜けた今年を早々と、僕は振り返りつつ、今日は帰ってきました。
歯医者さんに行く日は、堂々と戻りはゆっくりで大丈夫なのもうれしい時間です。
だからいろいろ、考えた。


お昼はKさんとRさんととてもいい雰囲気のお店に連れて行ってもらいました。
ハンバーグがうまかったです。ソースが僕はとても好きでした。洋食屋さん。


今日はジェイクに、その味再現してあげます。


野獣が腹をすかせているので、料理にかかります。

ジェイクは今、僕にしかられ、必死でステレオ直しております。
足を思いっきり僕がひっかけて、線とか全部抜けたので。
どっかねじってるかも。


がんばれジェイク。
おまえがクラッシュしてきたからだもん。



僕はハンバーグを作る。

ではまた!
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by foodlovers | 2007-12-21 19:56