2008年 06月 08日 ( 1 )
野獣ジェイクの観察日記96


昨日は少しアメリカとの文化摩擦、についてのブログを書きましたな。



イエスノーをはっきりさせることはもちろん、さらにもうひとつ大切なことが。


アメリカでは、ちゃんと理論的に説明すること、説得すること、意見を交わすこと、が子供の頃から叩き込まれるようであります。

子供を叱るときも、日本なら「ほら、だめでしょ、やめなさい」くらいなもののときでも、アメリカでは間違いなく「それは遊ぶためのものではなくなになにするためのもの。それにものを乱暴に扱ってはいけません。そんなことをするのはなぜ?もしやめないなら・・・・」
など延々続きそうな勢いであります。



というのもジェイクと僕はしょっちゅう衝突しますが、いつもジェイクは僕に「ちゃんと説明すること」
「意見を交わすこと」を求めます。


うわ、めんどくさ、と思って僕がてきとうにあしらって逃げようとすると、

おいこらまてコノヤロ、くらいな勢いで僕をがっつりつかまえます。


「何が嫌なのか」説明しろ、と。



って、書くと、ジェイクかっこいいでしょ?


とんでもございませんーーーーーーー。


だって、そもそもほんと「議論」する内容がつまらんのっす。


たとえば最初ジェイクが日本にやってきた頃、
僕の家に来て、寝るときアメリカンは(僕の周りの)みんな寝るとき裸。
パンツ一枚とか。

でもジェイクはそのパンツすら脱ぐから、僕は泣きそうで。


おーい・・・・

隣で寝る僕の苦しみは、みたいな。


怖くてしかたないのであります。



で、僕はパンツくらいはいて、と当然言うわけで。


そしたらジェイク

「僕には裸で眠る権利がある」と主張。

どひゃ、みたいな。

だから僕は
「僕にも安心して眠る権利がある。裸で隣で寝てるなんて落ち着かない」


と主張。そしたらジェイク

「落ち着かない正当な理由はあるのか」
と。

僕があたりまえじゃん、と説明すると(文章にはできない内容なので失礼。みなさん想像力豊かにご自由にどうぞ!)


「それはノリックの感情的な意見であり、他の人間の権利を奪う客観的な理由が見当たらない」


と。
ここではかいつまんで会話を書き出しましたが、
実際にはもっと細かい複雑な意見交換がなされていたのでありますっ。


みなさん・・・・・。

パンツ履くか履かないかで、こんなに?みたいな。



結局僕が

「日本は地震が多い国。もしも寝ているときに地震があった場合、逃げることもできない。
命の危険に関わる問題であり、僕のためではなく、きみのためにきみがパンツを寝るとき履くことを主張する」

みたいな意見を出してはじめてジェイクはパンツ履くようになりました。





パンツが命の危険に関わる問題なんっすかね、みたいな。



でもまた最近、パンツもじゃまみたいで。


「すうぃません」(すいません)


といってさっとパンツ脱いで寝るジェイク。




すうぃません、という「便利」な日本語を覚えたジェイクは


今なんでも「すうぃません」ですまそうとするのであります。


すいません、はあやまる意味にもなりますし、エクスキューズにもなりますから、ほんと便利と言えば便利でしょ?自分の行動を許しをこえるわけで、実はずるーい。
理論説明を常に求めつつうちの野獣、
矛盾しておりますな。

それともこちらの文化を尊重しての行動ですかな(ないない)




「すうぃません」

プッ(ジェイクのガスの音でございます)



・・・・・・。


最近はいつもこう。


ということで、今理論立てて「本件」に関しての議論をジェイクとせねば、と思っている僕であります。


負けられませんな。




to be continued.
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by foodlovers | 2008-06-08 09:00