2008年 05月 20日 ( 1 )
1924mono-gatari
ボストンバックひとつで東京へ。



あれから、もう15年の月日が流れた。



もう15年なんて書いてみたけど。
まだ15年なのかもしれない。


いや、
どちらでもない気がする。


10年たとうが、100年たとうがそれが何?

何も変わってない自分。


このボストンバックは、5年くらい前に買ったもの。
20歳の頃のバックが限界に達し、購入決めた。


海を越えて、僕のもとへやってきた。
ちょっとした荷物はなんでも入る。
けれど女性には持てないバック。
b0118590_18442512.jpg


バックそのものが、重いから。

けれど職人いわく、この大きさでこの重さは奇跡、だと。
普通はもっと、重いんだ、というプライドだろう。使用する革が最高なんだと。
なめしの技術が、他とは違うと。

けれど、やっぱり女性の腕には重い。
けれど僕には、この重さがちょうどいい。


ブルージーンと呼ばれるブルーがまぶしいこのバックは
熟練したフランスの
職人が手作業で作ってくれたもの。

それも好き。



30になった僕にはジャストなカラーだと、
ブティックの方がすすめてくれた色だ。


この発色のサンプルに心が震えた。


「じゃあぜひこれを」


ぜひ、という僕の気持ちが、
通じたのだろうか。



作ってもらえたことに感謝している。

全然くたびれないバック。

何年たっても、傷ついてすら美しい。






感謝できるくらいのモノしかいらない。



もともとモノは厳選する僕。



最近その基準がますます厳しくなっている。



何も変わらない自分でいるためには
実は厳しくないとダメ

そう思うから。

厳しい基準を超えて生まれたこのバック。


モノからいろいろ学んでる。



でも残念。

今気がついた。

少し変わっている自分。

ボストンバックひとつですむよな自分でないと。


少し複雑。




これが僕のmonogatari.
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by foodlovers | 2008-05-20 18:49