2008年 04月 01日 ( 1 )
1924mono-gatari
カーディガンと聞いて、ノスタルジックな雰囲気を感じるのは僕だけだろうか。


だが、このカーディガンに、そんな匂いは微塵もない。


艶やかだ。


職人がひとつひとつ縫い付けるというスパンコール。
カシミアという天然素材に反発するかのようにエッジが宿る。
それぞれ違う表情を持つ黒の織り成す迫力が、艶と共に僕を飲み込んだ。


とても美しい。


キラキラとしたその輝きに魅了される女性は多いだろう。


女性でなくても、光るものには男の目も吸い寄せられる。



気温が不安定なこの時期、アウターとして活躍するであろう
カーディガンというクラッシックな実用アイテムに
これでもか、という非日常かつ、贅沢なスパンコール。

もはや、クラシカルではない。

だが、とびきり新しいわけでもない。

言うなら極めてラグジュアリーなのだ。


そのバランスが心地いい。
この遊び心がたまらない。

職人の、手の仕事がたまらない。


日常にひそむ、職人の魂。その体温。


単なる派手に終わらないのは、その体温を宿すから。


だからラグジュアリーなのだ。



「ノスタルジー」や見せかけだけの「エコロジー」だけに頼らない職人の潔さ。
物にそれがものの見事に表れている。

このカーディガンは、時間を越えてゆくであろう。

学びたいところだ。
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艶っぽいもの。

潔さが共存すれば、いやらしくはない。

これが僕のmonogatari.
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by foodlovers | 2008-04-01 20:11