2007年 08月 23日 ( 1 )
大地を探せ
大地を誰にするか。
悩んだ。考えた。ものすごく、探した。
小説の世界を、まんまビジュアル化して、読者に届ける。その責任は、重大。
ツグミを自分で演じると決めたのも責任重大だけど、相手役を選ぶのも責任重大。
完璧に、ツグミと大地をビジュアルにしたい。
自分が望むなら、この時点で大地は絶対この世に存在してるはず、と思った。
タレントさんとは仕事はするけど、あまり(や、全然)名前や顔に詳しくない僕。
テレビを見たり、ブック(モデル事務所のモデルプロフィール、顔写真の束)をみたり。でもいない。
誰にしようか、誰がいいか、と考えつつ、結局本屋に飛び込んだ。

片っ端から雑誌をめくる。俳優?モデル?一般人?
女性誌、男性誌、芸能誌。ハンサムな男はたくさんいる。けどイケメンなんて興味ない。それだけじゃ、全然だめ。ツグミと並んで、大地になるか。そのバランスは?目力は?品は?その他いろいろ、僕の望む、すべてを持ってる?
ハードルは高い。
若い男の子のファッション雑誌で、大地はいた。

あ、いた大地だ!名前は?雑誌のクレジットをさがす。名前があった。
森豪士さん。携帯で、僕の担当編集者Dさんに彼の名前を告げた。
森さんを絶対つかまえて、とお願いし、
Dさん彼をつかまえた。マネージャーとの電話のあとで、
企画書、事務所にファックスしてくれて。

森さんの事務所から、返事があった。
オッケーですよ、と。

マネージャーさんが担当編集者のDさんに聞いてきたそうで。
「うちの豪士は、著者の強い希望、指定ですか?それとも、モデルが必要で著者が何人か考えている中の一人、がうちの豪士ですか?」と。

YES!
強い希望も希望。指定も指定。彼でないと、絶対だめですから。彼以外はすでに、考えていませんから僕。絶対森さん。まんまそのまま、伝わった

カメラマンさんも、長い付き合いで、僕が信頼をおく女性カメラマンにお願いした。
彼女なら、僕たちを完璧に切り取るだろう。

大地とツグミが、もう目の前に。
間違いない。
各方面への撮影許可や調節のあと。
いよいよ撮影当日。

そこにマネージャーとともに大地がいた。
時間がない。僕は無愛想なくらい、事務的に指示と説明を。
隣に並ぶ。肩を抱いてもらう。顔近づける。
森さんは、勘がいい。
大地だ。
ファーストカットは、ラブクの中の100ページ。

僕の信念が、確信に変わった。

ツグミと大地が、一気に華を開いてく。

・・・って、フラバモードで、書いてみました(ナイス!)
これ、全部本当ですから!

じゃ!

『LOVE in COOK』(アートン刊)で撮影した写真を使用(撮影:冨永智子)
[PR]
by foodlovers | 2007-08-23 15:38