このブログ1年につき



僕の処女小説であるフードラバーズが産声をあげて、同時にその小説から飛び出した料理本が発売されてもうすぐ1年。このブログも、最初はその本たちの宣伝をかねてスタートしました。
ちょうど7月、このあたりでしたね。



みなさん、ブログを1年間読み続けてくれてる方もいらっしゃると思います。


まずは、ありがとうございます。

本当に、感謝してます。


小説フードラバーズも驚かせたとよく言われましたが、それ以上におそらくラブインクックは、

すごく驚かせた方もいらっしゃったと思う料理本でした。

僕がそれまで作り続けてきたのは、料理本そのものであって、そして
次に僕が準備しているのも、純粋な料理本ですが、このラブインクックはいまだかつてないコンセプトのもと、新しいスタイルで、この本は産声をあげたからです。

ラブクは、まるで
「写真集か?」の勢いで、時にセクシャルな印象のある絵をいかに小説の魂を読者様にお届けするため「清潔に」見せるか、いえ、魅せるか、で僕の担当編集者である女性と、女性カメラマンさんと、そして森豪士さんのご協力のもと、僕たちはものすごく努力して作った本です。


1年たった今も、僕自身、全然古さを感じていません。
僕はこの本たちを、今も愛しています。




ブログに僕は確か、以前書いていましたが、僕のこの本を僕の家に来た頃の弟、ジェイクが見つけて見たとき、あまりの衝撃だったのか「説明しろ!!」とかんかんになって僕を問い詰めに来ましたっけ。




清潔に魅せるためにどうしたかっていえば。


僕は一切逃げなかった。


そのまま、自分の顔、身体、気持ち、頭、心、全身全霊のっけて何も隠さず工夫せず、カメラの前に立って、正面から表現したのです。僕が少しでもびびって、迷って、ごまかそうとしたらその瞬間作品の清潔感が抜け落ちてしまいます。
不思議と、作品にそれらは表れてしまうのです。それこそ、ごまかせないのです。

写真のマジックやトリックなどなしです。撮ったままをいじらず掲載。背景をばっさり切り抜いて、白だけの背景にして人物だけ不自然にのせたページ写真はありましたが。

その理由は、今だから言えますが、一部で僕たちの写真が過激だと判断されたため。

僕はプロのモデルではありません。
プロのモデルさんのすごさというのはみなさん想像できるかと思います。
彼らは魅せる事のプロです。

そのプロと、料理人である僕が同じ枠で写真に納まるということのある意味「大変さ」は
自分が小説のその主人公をビジュアルとして表現すると決めたときから覚悟してました。


「大変」なのは小説を楽しんでくださった読者様に納得してもらえるだけの、そのイメージを壊さないだけの納得できるビジュアルをおいしいレシピと共に届けることが最大の使命となったからです。


従来の料理本においては、おいしいレシピをお届けすることだけが最大の使命。
それは、僕の専門分野です。

でもラブクは、コンセプトが最初から違う。
ビジュアルでも勝負は、専門分野外。


モデルでもない僕が、
実際その大変さを乗り越えるため、僕がどうしたかというと。



まず最初に。
絶対逃げないと腹をくくりました。


読者さんがいるから。


最後の最後、著者という人間は読者さんのために存在するのだから。

僕は迷わなかった。
逃げなければ、僕はちゃんと自分が闘えると信じていました。


迷わなかったのが、おてんとさまに通じたのか。
天気にも撮影日は奇跡的にめぐまれ、自然光で撮れたのです。

僕は人工的なライティングは嫌い。
タレントさんの中にはライティング命、な方もいますけどね(笑)

自然光が一番。


それに僕も、森くんもすっぴんです。
普段モデルさんは撮影によりファンデーションを男性モデルでも塗ります。
テレビにでる男性俳優さんはみんなファンデーションばっちりぬってますよ。


でも僕はすっぴん素肌にこだわった。
だって、そのほうが清潔感が表現できるから。


ノーメークです。


あの本をみた知り合いの編集者の方たちから「ジェイさんファンデーションどちらのお使いですか?」と何人かに実際聞かれましたけど。すっぴんでした。素肌です。ファンデーションは使いませんでした。


すっぴん、素っ裸でカメラの前にありのままで立つこと。

それさえできれば、もうなんとでも闘えると思っていました。


でも1年たって、改めて今振り返って思うのは。



闘ったのは、闘えたのは、僕だけじゃなく、信頼できる担当編集者さんや、カメラマンさんがいたからこそ。森くんがいたからこそ。



そして何より、読者さんが、いたからこそ。


ありがとうございます。


僕はこれからも、姿勢は同じく。


そのときの、その自分の等身大の力振り絞って、全身でもって、様々な仕事に精進してまいります。


そしてその仕事はいつも、みなさんにとって「フレッシュ」で「サプライズ」であって欲しいから。


ジェイさん、そう来るか、こう来たか、といわれるような(笑)



一年を振り返って、ひとつまた僕は、自信がつきました。


すっぴんの自分で、裸で勝負していて大丈夫、という自信。






もうすぐ、また新しい展開のご報告ができます。
驚いてもらえたら、うれしいです。




フラバとラブクも、どうぞいつまでもよろしくです。

フラバに関しては、新しい展開のご報告も近くにできるかと思います。

へへへ。



腹力。



フラバで伝えたかったこと。



ラブインクック。


伝えたかったことの一つは、母親の、愛情だったんです。


母親から生まれて、母親の愛情をいっぱいにうけて育った子供が、出会い、友情という絆で結ばれ、互いに成長してゆく。







愛情=料理
なんですよ。僕。単純だと言われても。






一生、表現してゆく僕の生命線です。



ま、今は料理に関してはほぼ、弟ジェイクが独占してますがな。(って、急に観察日記口調でしめてますけど、みたいな)



また!
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by foodlovers | 2008-07-27 01:22
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