野獣ジェイクの観察日記19


以前ジェイクと洋服を買いに行った時の話である。
ずいぶん前だけど。


ジェイクがあまりに寒々しいかっこうをしていたため
ダウンくらい買おう、ということで新宿へ。


「ジェイク、どの店みたい?」
普段ジェイクがアメリカのどんなところで服を買っていたかは見当がつかなかったから聞いた。



「どこでもいい」

「えー、それが一番困る」
「知らないもん」
「新宿が?そうかそうか」

ちょっと考え、
「ギャップとか?」
と聞いてみた。

「いいよ」


ということで行きました。

GAP.

ジェイクが服を選んでいるときに、僕はぷらぷらと店内散歩。

ふとジェイクの方を見ると、何やら白人系の外国の男の子に話し掛けられている。

店員さんかな?や違うか。

まあいいや。

ほっといた(鬼)

又僕はぷらぷら。
自由人。

戻ると、まだ何か話しけられている。
長。

ジェイクはどこか困った顔してる。

「ん?・・・」

そーっとジェイクたちの話し声が聞こえるあたりまで行ってみた。

ああなんだ、この白人の男の子、ゲイだ。
話し方とその内容でわかった。


そっか、ジェイクを誘ってるんだ。


やーい、やーい。

それでジェイク困った顔して必死で逃げてる風なわけだ。

でも、たしかに相当しつこいようで。

「それは似合うね」とか「こっちがクールだよ」とかせっせとアドバイスされてるジェイク。
はっきり断ればいいのに。
「僕にそんな趣味はない」って。
服ではなく、男の方ね。

変なの。一言言えばいいじゃん。困ってないで。



「買い物したらどこかでお茶でもしようよ」というのも聞こえた。

おー・・、ストレートに誘ってるし。

すいませんジェイクオスですけど、みたいな。


えーーーっ、僕はどうしますかね。
って、ジェイクがついてくわけないけれど。



しばし僕はジェイクから見えない位置で見てたけど、あまりにかわいそうなんで見かねてついに助けに行った僕。


結局その男の子は残念そうに去っていったけど。

近くで見ると、ブロンドで青い目。非常にハンサム、とはいえないけど、女の子には相当もてるに充分な素材。ふーん。

アメリカ人かな。積極的でびっくり、みたいな。
別に僕は人が男だろうが女だろうが誰を好きだろうが、人がどんな趣味だろうが全然いいと思うけど。
ま、この野獣だけは避けたほうがいいかもね。まだまだ子供だし。

ブロンドボーイがんばれ、みたいな。



「ジェイク、なんで近づくな、とかはっきり言わなかったの?」
「だってかわいそうでしょ、きつく言ったら。僕より絶対年下だし」

へー・・・。野獣にも気遣いということがあるんだ。

「それよりノリック、なんでもっと早く助けないの?」
「えー、知らないよそんなの。友達かとも思ったし」
「友達なわけないよ」
だよね。
「それよりジェイク決まったの?ダウンとかニットとかパーカーとかもいるんじゃないの?」
「あんまよく考えられなかった」
だろうね。


「他行って見る?」
「うん、いいけどもうノリック選んで。まかせる」

あ、言ったな。



というわけで、
シュレック以上の緑、のダウン、探しましたとも!


誰が着るんだ?以上の緑。ほんと緑。本気緑。メーカーよくぞ作った、みたいな。
「こんなの着れない」
というと思ったら


普通に着てるし。





さあさ。みなさん。
街でシュレック以上の緑の外人みつけたらそれはジェイクかもですよー。


チーズケーキみたいに濃い顔だったら気をつけて下さい。
眉毛太いですよー。

さあさ離れてください。危険ですよー。

ちびっこたち逃げて逃げてー。





って、
今セール時期だし、そろそろ黒いアウターでも探してあげますかね。



そうだ、もし街で僕、もしくは僕たち見かけたら声かけてくださひ。


ではまた!

to be continued.
[PR]
by foodlovers | 2008-01-06 13:25
<< 野獣ジェイクの観察日記20 野獣ジェイクの観察日記18 >>