シャネル

タイトル見て「う、ブランド?」と思ったあなたごめんなさい。
あ、いえ、ごめんなさいではないですね、実際そのシャネルの話をしようと思ったので。


でも、タイトルにしたのは
名前です、人の。シャネルという世界的にご活躍されているモデルさんの。
なんでもお母様がファッション大好き、だったそうで、娘にこの名前をつけたとか。

実際彼女はスナップ写真でいつもシャネルのバックをトレードマークにしているのですが。

今日は野獣が外泊しているので、ゆっくり海外の雑誌なんぞ朝の4時からチェックしていて(はや)彼女を見かけたので、まずはここから書きました。いい笑顔を見たので、いい朝のはじまりです。

で、ですね。
僕の日々、何よりの楽しみといえば、食べることであります。
と同時に、たくさんの感動に触れることもそうであります。

シャネルの広告は(雑誌のね。ものすんごいお金をかけて広告をいつも出してるであろうシャネルさん、えらいえらい)
毎回、僕は時間が許す限り、その写真に目が釘付け。デザイナーでもあるカールが広告写真も撮っているそうですが、天才的です。


もう、好きです。それらの写真が。好きすぎるくらい好きです。


今回は菊池凜子さんが広告モデルとなっておりますが、それもとても素敵です。
猫顔好きのカールらしいアングルだな、などと(別にカールさんとお友達でもなんでもないですけれど)勝手に思いながら、拝見しました。


できるだけいいものに触れるようにしています。
できるだけいいものを見るようにしています。

これらは昔から、言われ続けてきたことですが、僕もそうだと思います。
できるだけおいしいものを食べることと同じように、目に見る、触れるものはその人間に大きく影響すると思っているので。

その人間が環境を作るというより、その環境がその人間を作る、の方がむしろ正しいと思うのです。


いいものとは、別に高級ブランド品ではなく、自分が「きれいだ!」と思えるものです。


とかいいつつ、
僕が食だけでなく、衣食住全部にきわめてこだわるのは「好きだから」なんですけどね、結局。


その「好きだから」を極めたら、きっとシャネルの広告写真のような誰かの目を止め心を奪うほどの作品が作れるのでしょう。

広告写真一枚と、あなどってはいけません。
おっそろしくお金をかけて、緻密な計算の上にたくさんの人間が、たくさんのスペシャリストが力を注ぎ、関わって仕上げた作品、に間違いないのですから。

ついでに話をすすめるならば

ブランド、ブランド、という世の中が、けして悪いと思いません。
自分のこだわりの持つ衣食住の衣において
服飾関連の原稿も書いている僕ですし、実際衣装、プライベートなどでお世話になっているのも事実。


けれど僕はそのブランドがすっごいぞ、なんて思ったことはありません。
ブランドネームには「ああそうですか」くらいにしか思わない男です。
そのブランドを支える、職人の手の仕事に感動することはしょっちゅうですが。


シャネルの洋服の生地には、生地職人の巧みの技と情熱がひしひしと感じられます。
その生地の存在感に、圧倒されます。
今のシャネルの生地ももちろん素敵ですが、ビンテージやその手前の古着には、時間と手間をかけたであろう、とてもすてきな生地が多いです。器やグラスを集めるのと同様に、それらの生地も集めています。でも日本はビンテージや古着がまだまだ少ないと思います。
フランスののみのいちや海外のビンテージショップはいろんな出会いがあって楽しいのに。
僕はもともとぴっかぴかの新品よりも、時間を越えてきた顔が好きなので。


職人の体温が、伝わってくるものが好きです。
僕が服飾の原稿を書くのは、その職人たちの体温を伝えるためです。

野菜を作る生産者に感動するように、さまざまな職人にスポットをあてたいところです。
僕はこの仕事をしていて、自分も含め作り手の情熱や思いを、ものすごく感じて生きているので。僕はそれらを、伝えたい。

僕が料理できるのも、野菜や食材の生産者あっての話。

感謝、感謝です。

僕も小説や料理で、自分の体温をしっかりみなさんに感じてもらえるようになりたいところ。
基本的に僕は、職人肌ですし。


日々精進。これあるのみです。



ふー。野獣がいないと、本当にはかどりますね。

ナイスです。


では!
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by foodlovers | 2007-12-07 08:10
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