過激な表紙
表紙。これは、本の顔。
命かける、はずだった。
のに、のに、のに。
ごめんなさい、実は、料理本、ラブインクック、の方、表紙、差し替えました。
僕が最初提案して、準備していた写真は、実は全く別の写真。
それが、使えなかった、これが本当のところ。

理由は、あまりに写真が過激すぎて扱えないと、ものすごく、出版社の中でもめたので今回。
出版社は、編集部、営業部、プロモーション部など、いろんな部署から成り立っていて、いろんな意見がでるんだ。もちろん、本を売るため。もめる、と言えど、決して悪い意味ではないよ。企業体である以上、誰もが作品を売るために一生懸命なんだ。なんにも言われないより、ありがたい話でもあるよ。

ただね、僕は過激だとは思わなかった。たとえ、過激と言われようがいいと思った。
当たり障りのない無難なものなど、僕はもともと好きではない。担当の編集者、Dさんもそれを理解してくれて。それに、いろんな意見あれど、とてもいい写真だったので、僕のプロモーション担当のイタリア人のFさんはじめ、いろんな人が最初の候補写真を押してくれたよ。
表紙は本の世界観を象徴するもの。著者がこだわることは、誰もが理解している話だから、なおさらね。僕の担当編集のDさんは、作品の世界観をよく理解してくれていたからなおさら粘ってくれた。
でもね、僕は表紙写真の変更を了解したんだ。

もめている場合でもなかった。とにかく、はやく読者にフラバたちを届けないと。
はやく読んでもらいたい。
そう思ってた。
あのね、料理も作品も、僕にとっては同じ。一生懸命作った料理は、熱々のうちに食べてもらいたい。
小説も、本も、今ジャスト、と僕が感じるタイミングで、楽しんでもらいたかったから。これって、子供っぽいけど、この手のカンは僕にとっては恐ろしく大切なんだ。
作品にとってもね。

僕は頑固。でも、なんでもかんでも頑固ではないよ。
結局突き詰めてゆくと、著者は読者のためにある、そう思う。作品に対する想い、を重い、にしてはいけないんだ。
それで結局、読者にジャストで届かないなら、本末転倒。

だからブログで、最初にこの事、伝えておくね。
普通、こんな裏事情言わないだろうけど、裏話をするってことではじまった企画だから、伝えないとね(関係者各位、見逃して)
ラブインクックの表紙は、いろんな理由から、差し替えたものです。
もめにもめて、変更しました。事実です。
が、僕はどんな表紙になれど、愛してますから、LOVE in COOK.

いろんな人の協力で、一生懸命仕上げた作品なんだ。
あ、ほら、一生懸命。命って文字が、入ってる。
結局命、ひっかかっている。これでよし、とすべきだね。

少しだけ、僕も成長したかもしれない。
今までは、自分のことしか守らなかった20代。
でも今回、ツグミや大地を守り抜くため、僕は必死で自分自身と闘いました(ナイスです)


届いてますか?作品が、中の写真が、それらを語ってくれるといいな。
さあ、本の中開いてみてください。
フラバの世界を、どうぞご一緒に!
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by foodlovers | 2007-07-30 18:41
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