最初にいっときますが、僕は年齢は気にしません。が、このまえの土曜日、イギリスから来ている友達に誘われて日本人の方主催のハウスパーティーに行きました。部屋に入ったときはゲストは全部、当然ですが日本人の方だけでした。みんなネットを見て、集まったと言うから驚きです。ネットでパーティーゲストを募集すること自体、僕にはすでに理解できず。僕の理解を超えておりましたからな。 そのおうちに入ったとたん、「ああ、だめだ僕」と感じて、ものの30秒で「ごめん帰る」と言って本当に友達置いて帰ってきました。部屋はもう誰も歩けないくらいすごい人。みんな座って飲んでいました。僕、そこに1分たりともいられなかったのです。 友達は19歳なので、あの手のパーティーはドンピャ。しかも、日本語の練習ができるし、友達は日本の女の子大好きなので、いいチャンス。友達はいつもイケメンと呼ばれるタイプなので、部屋に入ったとたん、まわりの女の子たちが目をハートにして、さっそく「かっこいい!!」「かっこいい!」を彼に連発していました。日本語がわかる友達なので、顔を真っ赤にして「どうしよう、どうしよう」(キーランはシャイなのです) 会場は、まるでどこかの高校のようで。みんな、高校生にしか僕には見えなかった。食べてたり飲んでたりで、ソフトドリンクだったですが。 ふだん年齢が全然気にならない僕だけど、自分でほんと驚いたことに文字通りドンビキしてしまいました。 理由はよくわからないけれど、僕はとにかくほんとこわかった。 ジェイクつれてこなかったこと、大後悔。だからすぐキーランをおいて、その会場を立ち去りました。 キーランをおいていったところで、とたんに女の子たちがキーランのアドレスをゲットしようとキーランを取り囲んでましたから(普通、一般論では逆ですけどね)彼は退屈しないと思ったし。 パーティーから逃げるように飛び出して(や、ほんとそんなかんじでした)ジェイクに電話しました。 「パーティーに行ったけど、怖かった!」「ああ?なんで?」「わかんない!こわかった!」 「hahaha.alright」 そういって、渋谷まで迎えに来てくれました。 家に向かいながら、ジェイクに何があったのか細かく説明しながら、怖かった理由を考えた僕。 きっと「幼さ」が恐怖だったんだろうな、と思います。 それは僕が幼いからなのか、大人であるから幼さが許せないのか、どちらかわからないですが。 少なくとも何かを考える、いい機会でありました!
by foodlovers
| 2010-05-27 12:04
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Profile
金本J.ノリツグ
1973年三重県生まれ。20歳で料理人を目指し上京。和、フレンチ、イタリアンと幅広く学び、料理研究家として活動を展開。簡単でおいしく、薬膳知識をも生かしたヘルシーなレシピが人気を集め、各局テレビ、雑誌に幅広く登場する。食品企業のレシピ開発や商品開発、公演なども手がける。作家としての処女小説に『FOOD LOVERS』、そこから飛び出した実写版レシピ本として『LOVE in COOK』(いずれもアートン)がある。『LOVE in COOK』では、小説の主人公を著者自らが演じ、作品の世界をビジュアル化した。コンセプト、料理、スタイリングはもちろん、文章、写真表現にいたるまでをセルフ・プロデュースした意欲作となり、今後さらなる幅広い活動が期待されている。 カテゴリ
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