の季節となってまいりました。
今年は黒豆、ちょっと違う炊き方をしてみようかと。 僕は毎年、違う作り方を試すのが好きです。 我が家の定番、というのは毎年進化させたいと思うのと、料理研究家という仕事をさせていただくなかで、実際毎年作る中で生まれるリアルな工夫や感覚というのは大切だからです。おせちを作る機会というのは、いくら料理研究家といえど年に1度、または撮影で1度、その試作で一度あるくらいですからね。 ちなみに僕は、かんたんおせち、というレシピは好きではありませぬ。 普段における、簡単料理はもう、レシピ作るのも食べるのも大好きでありますが、やっぱりここぞ、という手間ひまかけるチャンスには、ちゃんとそれだけの仕事をしたいと思うからです。 電子レンジでさっさと作るおせちなどもレシピ的には考えられるのですが、やっぱりていねいに作るおせちは格別なのであります。 お正月、何もかもが新しく思える中で、新しい気持で食卓に向かうあのすがすがしさ。 うちのジェイクはどうしても日本のお正月体験を僕の実家でしたいらしいのですが、僕の実家は三重県。 東京から6時間最短でもかかります。 それに田舎なので、ジェイクと僕がいたら宇宙人2人到着状態なので、それはそれでたいへん。 でも今年のお正月は実家で過ごすことにしています。 エカの実家ではなく、僕の。 東京を離れたとたんに僕は少し落ち着かなくなります。 なんでってやっぱり、友達皆と離れてしまうし、スターバックスないし。 あはははは。 でも僕の実家のミルク、めちゃめちゃおいしいんですよ。 だから自分でカフェラテは楽しめるということですな。 そりゃ楽しみですな。
by foodlovers
| 2009-12-28 09:17
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Profile
金本J.ノリツグ
1973年三重県生まれ。20歳で料理人を目指し上京。和、フレンチ、イタリアンと幅広く学び、料理研究家として活動を展開。簡単でおいしく、薬膳知識をも生かしたヘルシーなレシピが人気を集め、各局テレビ、雑誌に幅広く登場する。食品企業のレシピ開発や商品開発、公演なども手がける。作家としての処女小説に『FOOD LOVERS』、そこから飛び出した実写版レシピ本として『LOVE in COOK』(いずれもアートン)がある。『LOVE in COOK』では、小説の主人公を著者自らが演じ、作品の世界をビジュアル化した。コンセプト、料理、スタイリングはもちろん、文章、写真表現にいたるまでをセルフ・プロデュースした意欲作となり、今後さらなる幅広い活動が期待されている。 カテゴリ
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